『外国語学習のめやす』ワークショップを行いました

先日、とある大学の大学院生の合宿へ
『外国語学習のめやす』に関する研修のお手伝いに行ってきました。

外国語学習のめやす(以下、めやす)についてはこちら
http://www.tjf.or.jp/meyasu/

外国で日本語を学ぶ人たちを対象に、
「めやす」の考えを使った授業を考える
というワークショップです。

ワークショップ①は

学習者と学習目的を想定し、学習シナリオ
(どんな状況で、何を目標に、どんな活動をするのか)
を作成し、

ワークショップ②では、

学習シナリオで考えた授業活動が、めやすで言われている、
3×3+3

3領域(言語、文化、グローバル)のどの領域の、
わかる、できる、つながる のどの部分に当てはまる
内容なのか(3×3)

教室外のリソースや他教科とどのような関連があるのか
(+3)を考える

という活動をしました。

そして、それぞれを模造紙にまとめてポスター発表をし、
フィードバックをし合いました。
留学生も参加していたので、その留学生の出身国や
現在海外で教えている人、これから教える予定の人の
学生を想定したりで、

中国、台湾、タイの高校や大学で行う授業案が出てきました。

どれも現実の状況に合わせ、地域の日本人や
日本語媒体とつながるような仕組みができていて
とても興味深いものばかりでした。

その中で、印象的だったのが、

高校での授業で、日本の高校生に対し、
自分たちの住んでいる地域の紹介をする活動。

活動自体はよくある内容ではあるのですが、

おっ!と思ったのは、

日本の高校生に紹介をするのにどのような方法を取るのか、

ポスターを作るのか、動画を撮るのか、PPTで資料を作成するのか

などなど、紹介方法について

それそれのいい点や難しい点をまず考えて、それから、
伝えたい内容や伝えたい相手に対してふさわしい
方法を考える活動が入っていたことです。

こういう活動って、作成物も教師が先に決めて
学習者は内容についてはさまざま工夫する
っていうことが多いと思うので、

方法自体もそれぞれの方法を吟味して学習者が決める

ということがとても新鮮に思えたのです。

それぞれの方法についても、このようなプロジェクトを
初めて行う場合やまだよく慣れていない場合には、

まず、その方法自体について考える時間があることで、
教育現場で求められる21世紀型スキルっていうのも
得られるのかなとも思ったのです。

3×3+3という視点があるからこそ、こういうことも
シナリオの中に組み込めるんだろうと思います。

××××

研修自体はここまででしたが、ポスター発表での
フィードバックを受け、各グループ内容を改良し、
フィールドがすぐあるグループは実践をしていく
ことになりました。

どんな結果になるのか楽しみです。

 

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