学生の学びたい気持ちを大切にした授業を

今週から国公立大学の秋学期が始まり、
私の仕事も今週から本格的に再開です。

昨日の午後は教育大学での授業。

ここは、日本語のレベル別にクラスが決められているだけで、
何をどのようにするかは自由に任されるところなので、

初回に学生の専門や日ごろの日本語使用状況、希望などを聞いて、
それに合わせて授業を作っています。

で、学生たちから出てきたものは

・日本のドラマや小説で勉強
・時事問題について議論
・日本歴史や文化
・日本のアニメや映画
・論文の書き方
・漢字
・擬音語・擬態語
・敬語(教授へのメールの書き方)
・学部授業での専門用語
・ロールプレイ
・ニュースを使った授業
・プレゼン
・日本人の生活

でした。
日本にある生のものを使って、そこから言葉だけじゃなくて、
日本の文化や日本人の考え方を知りたい

という学生が多いようですね。

この学生たちは日本語の授業は週に1回だけで、
他の時間は学部の授業に出席したり、ゼミに参加する
という学生ばかりなので、

・他の授業で困らないように

とか、

・担当の教授とのコミュニケーションのために

日本語を勉強したい

という意見も多かったです。

で、みなさん今一番の悩みは

「指導教授へのメールの書き方」

言葉遣いは間違ってないか、敬語はうまく使えているか
などが心配なようで、

一番やり取りをすることが多いし、これから先も
やり取りは続くので、まずはここを不安なくできるように

という思いが強いようです。

やりたいことについてはいろんな意見が出ましたが、
16人いて唯一これだけは全員一致の意見でした。

なので、来週は「指導教授へのメールの書き方」について
授業をすることになりました。

それ以降はこれからまた考えていきます。

あ、自分の日本語力の中でどの部分をもっと伸ばしたいと
思っているのかを聞けばよかったなと今書きながら思いました。

ニーズ調査もまだまだ改善の余地ありですが、

学生の意見を聞いていると、学習者の視点として
何を大切にしなければならないのかというのに
気づかされますし、学生の方がいいアイディアもってる
こともあるので、学生の声を聴いてみるっていうのは
やっぱり大切なことだなと思います。

 

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