「あなたはお手本ですか?」から、本当に伝えたいことは何なのかを考える

新学期に向けて、いろんな資料や書類の整理中。

今回は何年か前からずっと段ボールに入っていた
書類なども思い切って片づけているんですが、

その中から、4,5年前に愛知県(豊田市)の
地域日本語教室で書いていた記録が出てきました。

そこに書いてあったことが今日のタイトルのことば。

「あなたはお手本ですか?」

何かというと、

その日、初めて会った学習者にやたらと

「あなたはお手本ですか?」

と聞かれているパートナー(日本語ボランティア)さんがいて、

その人は「お手本って何?、どういうこと?」
ずっと困惑していたというものなんですが、

日本語学習者に接し慣れている人ならわかるでしょうか、

どうやら、その学習者は、「モデルさん?」と聞きたかった
ということのようでした。

(きれいだから、とのこと)

たぶん「Model」という単語の意味を調べて
出てきた日本語が「お手本」で、それをがんばって
しゃべったようですが、

学習者と接するのが初めてのパートナーさんには
「お手本」と言われても何のことやらさっぱり。

いろいろやりとりして、ようやくわかった

ということだったんですが、

やり取りってなかなか大変な部分もあるし、
辞書を頼りにすればいいってもんじゃないよね

なんてことをパートナーさんたちと話したのを思い出しました。

そして、今書いていて思ったんですが、

その学習者さん、「モデルさん?」と聞くことに
それ以上に何か意味を込めていたのでしょうか(*´▽`*)

その時は「お手本」じゃなくて「モデル」という
ことを伝えるのに精いっぱいって感じでしたが、
もしかしたら、他に伝えたいものもあったのかもしれないなと。

ごく初期の頃って、ことばそのものの選び間違いで
言いたいことがうまく伝わらなくって、

どの言葉を使うべきかっていうことに注目が行きがちだけど、

そのせいで、その言葉(今回では「モデルさんですか?」)を使うことで
本当に伝えたいことは何だったのか?

というのが見えなくなってしまう可能性もあるな

ということを今書きながら改めて思いました。

ことばの奥にある気持ちにちゃんと意識を向けたいですね。

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